この日記の読み方
・あぁ〜こんな失敗するんやなぁ〜
・あらっおんなじ失敗してる♪
・へぇ〜こんな工夫するんだ!(◎_◎;)
・あら!?そう言えば最近失敗してないねぇ(^-^)
…
そうです。この日記は成長の足跡です。
しっかり足跡を残すことで、成長のステップが記されます。
失敗したけど、立ち直れよ…っと応援する気持ちで長い目で見てください。
まぁ家では叱られることもあるでしょうけどね(^-^)アハハ
突然ですが、問題です。
マサちゃんは1日何枚パネルを洗っているのでしょうか?
この写真をご覧ください。
約50枚干されていますが、これが今日1日で洗った枚数です。
ちなみに多い日は100枚以上洗います。
今回の研修で出来る様になったのですから、大したものでしょう(^ ^)
いよいよ3週目、最後の週に突入です。
今週のテーマは先輩との連携です。
メインの作業であるパネル洗いが終わったら、
先輩のやっている作業にドンドン挑戦してもらいます。
まぁそうは言っても、遊びのチーム戦で連携がとれているので何の心配もしていません。
突然ですが、私たちは実習生がどういう性格なのか、
また家庭や学校でどういう様子なのか知りません。
もちろん実習先がどの様に決まるか等も知りません。
ここでの状況から実習生を知っていきます。
それを踏まえてお読みください。
今日で2週目が終了しました。
最初の3日は先輩と一緒に動いて作業を覚えました。
緊張しているのでしょう、動きがぎこちないのは当然です。
作業を覚えた4日目からは一人で挑戦し、
2週目も終わりになると慣れやアドバイスもあって
動きが良くなっています。
と、いつもの実習と同じ様な流れです。
作業に慣れてくると気になるのは次のポイントです。
◆あっちこっちと作業場を動き回っているか
◆分からない事は先輩や周りの人に聞いているか
ここでの1日の農作業は、
一人が1つの作業から多い人で5つの作業をこなします。
もちろん単独だったり複数で協力したり臨機応変です。
マサちゃんは、これまでパネル洗いをメインに、
定植や肥料やりの作業単体を練習してきました。
次は作業から作業に移る時の流れを経験し、
1日の動きを身につけてもらう狙いです。
どこにどんな作業があるのか知らないと動けません。
また問題があった時、困った時どうするのか
これは日常でも茶飯事のことです。
現時点での彼の状況を把握し、どうすれば自由に動けるかを考えます。
現場実習も2週目に突入です。
前回の日記に、マサちゃんの作業姿勢を少しアドバイスしたところ、
早速お家の方でお話をされて、重心を低くするよう意識付けされたそうです。
残念ながら作業所での時間は限りがあるので、
お家での協力を頂けると効果が上がり助かります。
この写真を見てください。
左側が第2週目の姿で、右側は前回の日記の写真です。
腰の位置が低くなっているのが分かります。
パネル運びでも台車を上手く運転しています。
ちょっとフラつけば直ぐブロック塀にぶつかる狭い道を
今週はスイスイと行ったり来たり…
おかげでパネル洗いの時間が短縮され、
タネ落としの手伝いの時間が生まれました。
現場実習の1週目が終わりました。
マサちゃんにとっては緊張の中、新鮮さと戸惑い、
楽しさと焦ったさが入り混じった貴重な1週間だったと思います。
ここで1週間をおさらいしておきましょう。
メインの作業はパネル洗い。
最初の3日間はナオ先輩に教わっていましたが、
手順を覚えた木曜からは一人で作業ができていました。
他には小松菜やリーフレタスなどの定植、肥料やり、
商品が入った袋のテープ貼りなどに挑戦してもらいました。
内職のハーネス組み立てにも挑戦しましたね。
全般的に見て、先ずテコ入れをしたいのはスピードです。
慎重で丁寧なのは良いですが、
違うところを直してスピードを上げていきましょう。
さてこのパネルを洗っている写真をご覧ください。
腰が頭より高いですね。
重心が高く作業姿勢が安定していないのが分かります。
これでは無理な体勢での作業となるので
動きはぎこちなくスピードも上がりません。
さらに疲れやすく逆にスピードは落ちてきます。
重心を低くし作業姿勢を安定させることで、
スムーズな動きになりスピードアップが図れるでしょう。
来週から少しずつトレーニングしていきます。
いよいよ2020秋の現場実習が始まりました。
久しぶりの実習で高2のマサちゃんが挑戦します。
なんとマサちゃん、実は3年前の中学2年の時に
ここに職場体験学習に2日間来ています。
そんな再会があるなんて嬉しいですね。
らいおんハートでは、作業も遊びもいろんな事に挑戦してもらいます。
出来ることもあるでしょうが、出来ないことの方が多いです。
何故なら簡単にできないものを私が選んでいるからです。
でもそれは「成長のタネ」を増やすためと思ってください。
ちょっと練習すれば出来ることもあるでしょう。
時間がかかることも当然あります。
少しずつでも出来る事が増えていけば、
気がついたらビックリするほど成長している、かもしれません。
5年先、10年先、15年先…諦めずに挑戦を続けていたら、
遠い未来に期待を持つ楽しみにつながります。
ここに入所した当初、「はい!」の返事はみんな立派なんですが、
報連相はもちろん、自分の思っていることを上手く言えないことから
静かに作業をしていました。
これじゃいけないとある事に取り組み、
気が付いたらみんなお喋りになっていました( ̄▽ ̄)アハハ
自分の思っていることを言えるのは気持ちいいですね。
しかし残念ながら言葉を知らないからかそれとも思い浮かばないからか
上手く相手に伝わらない。
何とかして知っている言葉を増やす方法はないかと悩んでいました。
するとある番組で松丸亮吾さんと菅田将暉さんがこのゲームをやっているのを観て、
「これだ!」と思ってすぐ買いに行きました。
それがこの「ワードバスケット」です。