らいおんのつぶやき

【ななの奮闘日記】　新しい仲間　　　　　　2022/10/22

らいおんハートに仲間が増えました。
少し前から体験に来てくれていたモモちゃんです。

モモちゃんはお話上手で、初めて来たときから誰とでもよくしゃべります。
作業のことやお料理のこと、苦手な食べ物等…
時にはスタッフのジョークに「なんでやねん!!」と突っ込むことも　笑
おかげで、ハウスの中が以前に増してにぎやかになりました。

モモちゃんは午前中、教え上手な先輩の松ちゃんやナオくんに先生になってもらい、
パネル洗いや種落としを中心にがんばっています。

パネルを乗せて重くなった台車の操作はなかなか難しいです。
細い通路で壁にぶつからないよう声をかけつつ見守っていると、
モモちゃんは「大丈夫」 と言って、スタッフの心配を他所にガンガン進みます。
途中、スタッフが何度か軌道修正し洗い場に到着。
先輩たちは簡単そうに動かしているけど、実は難しいのよね…

スポンジでパネルの側面を洗うときは、重ねているパネルを階段状にズラします。
水で濡れたパネルはお互いくっついていて、思うように動いてくれません。
先輩が手本を見せてモモちゃんと交代します。
モモちゃん、このズラす作業がとても苦手のよう。
手で一押しすると、パネルが塊のまま倒れそうになり、おっとっと。
そこで、先輩が「親指で押すといいよ」と言いながらもう一度手本を見せると、
少しずつ動かせるようになりました。

最後の難関「パネル干し」では、パネルを交互に少しずつ重ねながら立てていきます。
先輩のレクチャーを受けながらがんばりますが、なかなか上手く行かずドミノ倒し(涙)
先輩に助けてもらいながら、やっと並べ終えました。

種落としでは、先輩が播種器で撒いてくれた種の数のチェックです。
種の種類によってひとつの穴に入れる数が決まっていて、
きちんと入っているかをチェックします。
モモちゃんも先輩の横で1つずつチェックします。
「できました」 と元気なのももちゃんの声。
でも、先輩が一緒に確認すると、種の数が揃っていない穴がちらほら…
「ほら、ここ入ってないよ」 と先輩に教えてもらいながら種を追加したり直していきます。
なかなか根気のいる作業です。

ももちゃんは体験の時から内職が好きと言っていました。
お昼からの内職ではスタッフが説明すると、好きというだけありサクサクと作っていきます。
最初はお試しで10個から 。
出来上がりを1つずつモモちゃんと確認すると、線がきちんと穴から出ていなかったり、
色の違う線が入っているものがチラホラ…
「あら、ほんまや」と失敗を理解してくれ、もう１度10個作ってもらいます。
そんなことを繰り返していくうちに、同じ失敗をしないように、
慎重に線を差し込んで作ってくれるようになってきました。

そして同じ部品を作り始めて数日後、とうとうモモちゃん、完璧な部品を10個作ることができました!!
スタッフやらいおんハートの仲間達とみんなで拍手。
モモちゃんもニコニコ照れていました。

初めから完璧にできる人はいません。
先輩もみんな最初は失敗の連続でした。
でも、その失敗をすること、間違いに気づくことができると、
コツがつかめたり、新たな発見につながったり、良いことがたくさん増えていきます。

らいおんさんは、いつも言っています。
「失敗は成功の種」です。
どんどんチャレンジして、モモちゃんにお任せできる作業を少しずつ増やしていこうね！!